左右盲その②

発達障害

左右盲の私。

しかし、左右盲の定義通り、左右はわかります。左右は判断できる。けれど、左右の判断に若干時間を要する。私の場合、プレッシャーのない心理状態で数秒。

左右盲の人でも、どのように左右の判断が難しいか、どの程度左右の判断が難しいか、その症状に個人差がかなりあると思います。

小さい頃から左右の判断を間違えると、周りの人に、

「茶碗、箸を考えればいい。お箸を持つ手は右、お茶碗を持つ手は左。そう考えたら右左みぎひだりすぐわかるでしょ?」

または、

「右利きなんだから、鉛筆持つ手の方が右だよ。」

と言われてきました。左右盲の存在を知り、自分の左右盲を周りにオープンにした後も、家族や周りの人に同じようなことを言われました。

しかし、これらは左右が全く分からない場合には左右判断の解決策になるかもしれないのですが、瞬時に左右を判断する方法を探している私にとっては、解決策にはならないのです。

私としては、「鉛筆や箸を持つ手(右手)がどちらなのかを瞬時に判断できる感覚がないから、困っている。」と声を大にして言いたい。

どちらが「箸を持つ手(右手)」か頭の中で考えて(感覚で)瞬時にすぐわかる=左右が瞬時にわかる=左右盲じゃない

と思うわけです。

そもそも私の大事なポイントは、左右がわからないのではなく、左右が瞬時にわからない、ことが問題だという事。しつこいですが、左右が瞬時にわからないことで問題生じている

私の場合、頭の中で、感覚だけで、どちらの手で箸や鉛筆を持っているのかを判断するのに時間がかかるわけです。

もちろん、実際に何かを持とうとすれば、自動的に右手が動くのですぐにわかります。または、目で視覚的に、自分の右手のペンダコを確認した後であれば、確信を持ってどちらが右か答えられると思います。でも、どちらの方法も、結局数秒の時間を要する。

あぁ、何か良い左右盲対策グッズなどないのだろうか。。。

私はふと思い立ったように、年に数回、画期的な左右盲解決グッズが販売されていないかチェックする。しかし、その度に、これといったものが見つからずもどかしい気持ちになる。

左右ペアの指輪やブレスレットのようなアクセサリーになっていて、「右」「左」と言いう言葉を聞くと、瞬時にバイブレーションや小さな刺激を発して左右を瞬時にひっそりと教えてくれるグッズがあったらよいな、と思う。

でも色々調べてみても、そのようなグッズはないみたい。実用的じゃないのかな?

そんなこんなで、今のところ、左右を瞬時に判断するための解決方法はシチュエーションごとに自分で編み出している。

私の左右盲ハックは、左右盲その③、でご紹介。

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