発達センサーその①

発達障害

発達センサー。

発達の偏りをかぎ分けるセンサー。

どんな人も、相手が自分と気が合うか合わないかを、出会った瞬間的に感じとるセンサーってありますよね。自然とビビビビっと感じとるセンサーのようなもの。

それが、私の場合、発達センサー。

話しながら、相手がこちら側の人(脳の発達に偏りのあるタイプの人)なのかあちら側の人(標準的な人)なのかを無意識にかぎ分けようとしてしまう。

相手は嫌だろうし、いい迷惑だな。。。と思うけれど、センサーが作動してしまう。

なぜそうしてしまうのか、、、、私が偏りのあるこちら側の人間だから。一歩外に出ると、いつもびくびくしてしまう。私にとって、社会で生きるとは、地雷原を歩くような感じです。

  • 周りに偏りのある人が多く、
  • 自分にも偏りがあり、生き抜くうえで自分と同じかそうじゃないかをかぎ分けて距離感をつかむ必要があった

そんな理由で、自分の中には発達センサーなるものが自然と出来上がり、更にトラブルを避けるために私にはそのセンサーが必要だったんだなって思います。

私にとって、この発達センサーは仲間を見つけるありがたいセンサーでもあり、仲間を見つけると、ホッとして小さい幸せを感じます。

この私の発達センサーは、経験を積み上げてできた直感でできている。出会った瞬間に、その人の顔の表情、目の動き、話し方、手足の動き、放つ雰囲気、持ちもの・服装・好み・身だしなみ・行動パターンなどなど、色々な面から、分析しているのだと思う。

大人の場合、マスキングスキルがあるので、すぐにわからないこともあるけれど、社会経験が少なくマスキングスキルが未熟な子供の場合は、わかりやすい。

ふと思い出したのですが、薬局に長年勤めている医療事務の方が、「新規の患者さんが薬局に入っくる姿で、処方せんを見るまえから、何の病気かがだいたいわかるの。そして、それはたいてい当たっているだよね。」と話していました。

私の発達センサーも同じだなと。大したスキルなどない私だけれど、これはある意味、「特殊能力」、かもしれない。


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